はこびなでしこ想いを載せて、こころで運ぶ。

interview♯07

運転が好きな人はぴったり
集配でお客さんと仲良しに

  • 松原 佳奈さん
  • ドライバー歴1年
  • 北川 奈津美さん
  • 福山通運広島支店 ドライバー歴4年

運輸業界に入った理由は?

北川

 以前に勤めていた会社で、たまたまトラックに乗る機会がありました。免許制度が変更される前に私が取得した普通免許では、8トン未満までの車両が運転できます。このため、トラックのハンドルを握るまでに特別な苦労はなかったですね。自然と運送会社のドライバーと仲良くなって運輸業界に興味が湧き、当社を志望。女性でもやっていけるか、その人に事前相談していたので心配もありませんでした。

松原

 実は姉が運送会社で働いていて、その姿が格好良いとずっと思っていました。当然、家でいろいろな会社の特色や職場環境などを尋ねたところ、「人間関係が良い」と聞いたことが決め手になり、入社。まだ見習いなので先輩のトラックの助手席に乗り、配達や集荷を手伝っていますが、早く一人前になりたいと思っています。

仕事と子育ての両立は大丈夫?

北川

 私は地域の企業向けに集荷・配達を行っています。荷物の仕分けや積み込みなどで朝は7時からと早いですが、午後5時には終業。子どもの夜間のサッカークラブ活動も自家用車で送迎してあげられるため、助かっています。日曜・祝日はしっかりと休み、家族と過ごすようにしています。家では子どもがサッカーで汚した服の洗濯に追われることが多いですが、仕事も家事も、子どものために頑張ろうと思えます。子どもが宿題で、「働くお母さん」というタイトルでトラックの絵を描いてくれたときは本当にうれしかったです。

松原

 将来、出産しても働き続けたいです。先輩たちの話を聞いても、それが十分に可能だと思えます。例えば子どもの保育園への送迎ができるような時間帯に勤務シフトを組んでくれたり、子どもの体調不良などで呼び出しがあったときは他のドライバーが配達を代わってくれたりと、周囲のサポート体制がしっかりとしています。

将来、運輸業界で働く人へのメッセージ

北川

 地域企業の集配業務の場合、だいたい同じ企業に伺うため、集配先のみなさんと仲良くなることが多いです。男性ほど重い荷物を素早く運べないからこそ、丁寧に、きれいに扱うよう気をつけています。ご高齢の方が一人でいる事務所などにとっては、女性ドライバーの方が安心してもらえるようです。一方で、運転中は一人の時間がたっぷりとあります。効率的な荷物の積み込みや配達ルートを考えることも楽しい。運転が好きなら、女性もぴったりの仕事です。

松原

 朝にトラックの荷台へ目いっぱい積んだ荷物が、配達後、空になったときの達成感は何とも言えません。集配先とは日頃のあいさつなどで、しっかりと関係性が築けるよう心掛けています。運ぶ物によっては機材や大型家電など大変なときはありますが、周りの人が手伝ってくださるのもそうした日々の積み重ねの結果なのだと思います。体を動かす仕事なので、健康にも良いですよ。

子ども優先の生活だから
周囲の理解が大切

職場体験レポーター・向井田 奈津子さん

 今回、トラックドライバーの仕事を体験させていただきました。これまで運輸業界の仕事に対して漠然としたイメージしかありませんでしたが、いろいろな工夫がされていることにびっくり。例えばトラックの荷台には終盤の配送先の荷物から積んでいき、最初の配送先の荷物を手前に置くことで、配達ルートに沿って簡単に荷物を取り出すことができるそうです。運転中は助手席に同乗しましたが、車内の一人の空間でマイペースに仕事ができ、気疲れしないだろうなと思いました。私自身、運転が好きなので「アリ」だというのが正直なところです。私と同世代の人は、普通免許で8トン未満までのトラックが運転できるため、子育て後の再就職に良いのではないでしょうか。車両の大半がMT車なので、「運転好き」が第一条件かもしれません。

子育て中の女性は、やりがいよりも家族のことを優先します。自分の体調不良なら少々無理はしますが、小さな子どもの具合が悪くなった場合は仕事を休まざるを得ません。今回の業務体験で、他のドライバーが配達を代わる仕組みがあると聞きましたが、子どものいる母の立場を周囲がどれだけ理解するかが、大切なのだと思います。


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